dueでは、ユニットバスを採用せずに在来浴室をオーダーメイドで作ることがあります。
木の温もりが欲しい、お掃除をしやすく、介護しやすく、空を見たい、家族全員で入りたい...
そうした要望をひとつひとつ取り入れ、ごく普通に快適な在来浴室を作ってきました。
浴室は狭い空間ですが、様々な要素から成り立っています。
床、壁、天井の仕上げ、天井高さ、窓のサイズ、外部とのつながり、浴槽の高さ、深さ、水栓器具、暖房などなど...ユニットバスでは、これらの自由度が狭まり、寸法は規格サイズに制限されます。商品寿命は短いので、あっという間に「旧式」にもなります。
コストについてもハイグレードなものを選べば、ちょっとしたオーダー浴室より高価なこともあります。
タイル貼りの風呂は寒いのでは?メンテナンスしにくいのでは?といわれることがあります。
でもそれらは、設計の工夫でカバーできることです。素材を選び、適切な断熱や暖房を行うことで、美しく快適で使いやすいお風呂をオーダーできます。
水を使うデリケートな場所なので、設計・施工には豊富な経験と技術力が必要です。でも、好きなタイルや浴槽を選び、大きな窓を付け、床暖房を入れた浴室の快適さは、ユニットバスの比ではないと思います。