dueアトリエで使っているポット式石油ストーブ。
わたしたちは「小学校ストーブ」とも読んでいます。
昭和時代の学校などで使われていたことを覚えている方もいらっしゃるでしょうか。
何十年もほとんどモデルチェンジしていないローテク商品ですが、意外なことにお客様にも好評です。
40~50畳の広大な空間を一気に暖める圧倒的な火力と立ち上がりの速さ。
簡単操作とメンテナンスで薪ストーブとほぼ同じ暖かさの質、空気を汚さない煙突排気。
十分な給気口を設けて、燃焼により排気した分の外気を取り込むことで、ある程度の換気も行われます。
間取りとうまくマッチさせると、ストーブ1台で家中をぽかぽかにすることができます。
電気料金が高騰する中では、ランニングコストも割安に感じられるかもしれません。
煙突式のポットストーブは現在も長府製作所、コロナで製造されており、補修パーツも入手可能です。
そして何よりこのルックスに惚れる人が自分以外にこんなにいらっしゃることに驚きます。
もちろん火を使用するストーブは、設計の工夫だけでなく、周囲の整頓や小さなお子様やペットなどに注意する必要があるのですが、火とはそういうものなので、仲良く付き合えると楽しいですね。